心療内科やカウンセリング等で感じたこと

精神科、心療内科臨床心理士によるカウンセリングを受診して感じたことがあります。

それは…「医者は何もしてくれない」ということです。

初診の時は60分くらいしっかり時間を取って話をじっくり聞いてもらえましたが、2回目は10分くらいで終わりました。

そして特に痛感したのはカウンセリングを初めて受けた時です。

これまでのことを話し、それを聞いてはくれるものの、自分にしっくりくるアドバイスはなかったのです。

カウンセリングで会話をしていてもなぜか沈黙の長い間があり、「え、ちょっと待って?この長い間は何?何か言うことないの?と度々思いました。」

さらに森田療法が気になってそのクリニックを受診したのに、臨床心理士の方には今は必要ないと言われてしまいました。


また、同じ頃たまたまネットニュースで抜毛症で長年苦しんでいた人の記事を読みました。その方は精神科に入院した際、長く入院されている方達を見て、ここにいるから治るというものでもないし、先生が治してくれるわけでもないと感じたそうです。そして『舵を取るのは自分なんだな』と気づいたそうです。

自分が主体的に舵取りをしていかないと、おそらく10年後も今と同じ生活をしているだろうと感じ、「これまでとは違うことをしなければ」と行動を変え、そうしていくうちにどんどん回復していったそうです。その言葉に凄く共感したのを覚えています。

僕自身最初の発作から3年が経ち、一旦良くなったと思ったのに再発したので、もうこんな症状に苦しめられるのはやだ!絶対治したいという気持ちが強かったので、森田療法は必要ないと言われたものの、森田療法について本を読んだりしつつ、自助会に参加してみようと考えたのでした。そしてそれが回復への一歩となります…